筆者紹介

はじめまして。私は株式会社永和システムマネジメントの Agile Studio でプログラマとして働く 東 大樹 (HIGASHI Taiju) と申します。

現在はプログラマとして生計を立てているものの、その過程では紆余曲折がありました。

諸般の事情 (主に自分に起因する事情ですが) により、高校から大学に進学することをしなかったのですが、その後の無計画が災いし、案の定フリーターになってしまいます。

フリーターでは将来設計のしようもなく、お先真っ暗でした。まさに人生\(^o^)/オワタです。

何かしら現状を打開しなければならないと考え、これまで本を読む習慣もなかったのですが、生きていくためのヒントを求めて、自己啓発書やビジネス書を読み漁るようになりました。
また、当時インターネットが使える環境が整ったため、インターネット上の記事もたくさん読むようになりました。

そんな中、転機となったのは、エリック・レイモンド氏によって書かれ、山形浩生氏によって日本語に翻訳された「ハッカーになろう」という文書との出会いです。

この文書を読んだことで私の中にハッカーへの憧れが生まれました。
また、ハッカーになるための道筋を理解しました。

ただし、当然、この文書を読んでプログラミングをちょっと勉強しただけでプログラマになれるわけではありません。

HTML や CSS を勉強したり、GNU/Linux をコンピュータにインストールして使ってみたり、最初に学ぶべきプログラミング言語として推奨されている Python を勉強したり1
また良い物書きでもありたいと思い、ブログ等で情報発信したりを続けながら、パソコンインストラクター、Web 制作会社の企画営業など、少しずつポジションチェンジを試みて、ようやくプログラマになることができました。

そして、プログラマとして何社かの転職経験を経て今に至ります。

もし、将来プログラマになりたいと思っている人で、これを読んでいる人がいれば、「ハッカーになろう」はプログラマになるための指南書として今も有効な文書であることを私が自信を持って保証します。

とは言え、ハッカーへの道のりまだまだ遠く、未だ道半ばではあります。

名実ともにハッカーと他者から認められるような人間になるべく、今も日々奮闘しています。

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とは言え、当時は Python の日本語情報は乏しかったので、本格的に学んだ最初のプログラミング言語は Perl でした。